2005年12月09日
METAL INSANITY
↑クリックすると画像は大きくなります。
日時:2005年12月10日 PM 9:30〜All Night
場所:新宿Rock Bar CURRENT
チャージ:¥2000/2Drinks
DJ:Sympho,chiha,IDO,Tsutomu
忘年会時期にイベントが決定しました。御時間のあるメタラーの皆様もそうでない皆様も含め、忘年会気分で楽しんじゃいましょう!
とうとう明日ですね。選曲も終わり、明日を迎えるのみです。とりあえず楽しく盛り上がりそうな曲を念頭に選んでいるんで、これまでと比べると、常識的なものになっていると自分では思います。自分の選曲は意外性というのは面では乏しいかもしれませんが、ライヴ映像などを盛り込んでいて(成功するか否かは、その場になってみないとわかりませんけど)、音でもモニターでも楽しめるとは思うので、是非遊びに来てください!
宜しくお願いします。
2005年12月07日
IN FLAMESのアートワーク決定
そんなわけで、今回決定したのはDerek Hessデザインのものになったようですね。あ〜、良かったー、というのが第一印象。その前にあくまで「仮」として発表されていたジャケット見た時は愕然としましたから。
あまり評判の宜しくなかったSOILWORKのパクリ?みたいなのが「仮」だったもので、どうしたものか、という感じでしたからね。
来年日本先行で発売されるようだが、METALLICAの『St. Anger』のボーナスDVDと同様のものが付くと言われているが、果たして日本盤は付くんでしょうか?Toysのページには書いていないんだが…
このアルバムの一曲目である"Take This Life"のmp3がありましたので、聴いていない方は是非聴いてください。アグレッシヴでいてメロディアス。前作の"F(r)iend"っぽい路線ですが、前作を踏襲しつつも、以前のIN FLAMESが持っていたメロディアスな面が回帰しているようで、これは非常に楽しみです。
『CLOSE-UP』 2005 Album of The Year
昨日、まだアップされないのかなぁ、と書いた年間ベスト。今朝見たら上がってました。
スウェーデンのメタル誌『CLOSE-UP』の年間ベストがBLABBERMOUTHで発表されていました。
順位は以下の通り。
01. SYSTEM OF A DOWN – "Mezmerize"
02. OPETH – "Ghost Reveries"
03. NINE INCH NAILS – "With Teeth"
04. THE MARS VOLTA – "Frances the Mute"
05. MUNICIPAL WASTE – "Hazardous Mutation"
06. TURBONEGRO – "Party Animals"
07. NILE – "Annihilation of the Wicked"
08. HELLACOPTERS – "Rock & Roll Is Dead"
09. NEVERMORE – "This Godless Endeavor"
10. BLINDSIDE – "The Great Depression"
11. CANDLEMASS – "Candlemass"
12. DARK FUNERAL – "Attera Totus Sanctus"
13. QUEENS OF THE STONE AGE – "Lullabies to Paralyze"
14. ANNIHILATION TIME – "II"
15. BIG BUSINESS – "Head for the Shallow"
16. STATIC–X – "Start a War"
17. CROWBAR – "Lifesblood for the Downtrodden "
18. HYPOCRISY – "Virus"
19. PORCUPINE TREE – "Deadwing"
20. DOZER – "Through the Eyes of Heathens"
1位はSOADですか。そうだよなぁ、という感じでその後の順位も「あー」という納得するような感じのものが多い。5位のMUNICIPAL WASTEはなかなか評判は良かったものの、チェックしてないなぁ。
ドメスティックバンドが2、8、11、12、18、20位と入るお国柄がらが少々出る順位はなかなか面白いです。…でもSOILWORKもDARK TRANQUILLITYも順位に入らないのね。(汗)
スウェーデンのメタル誌『CLOSE-UP』の年間ベストがBLABBERMOUTHで発表されていました。
順位は以下の通り。
01. SYSTEM OF A DOWN – "Mezmerize"
02. OPETH – "Ghost Reveries"
03. NINE INCH NAILS – "With Teeth"
04. THE MARS VOLTA – "Frances the Mute"
05. MUNICIPAL WASTE – "Hazardous Mutation"
06. TURBONEGRO – "Party Animals"
07. NILE – "Annihilation of the Wicked"
08. HELLACOPTERS – "Rock & Roll Is Dead"
09. NEVERMORE – "This Godless Endeavor"
10. BLINDSIDE – "The Great Depression"
11. CANDLEMASS – "Candlemass"
12. DARK FUNERAL – "Attera Totus Sanctus"
13. QUEENS OF THE STONE AGE – "Lullabies to Paralyze"
14. ANNIHILATION TIME – "II"
15. BIG BUSINESS – "Head for the Shallow"
16. STATIC–X – "Start a War"
17. CROWBAR – "Lifesblood for the Downtrodden "
18. HYPOCRISY – "Virus"
19. PORCUPINE TREE – "Deadwing"
20. DOZER – "Through the Eyes of Heathens"
1位はSOADですか。そうだよなぁ、という感じでその後の順位も「あー」という納得するような感じのものが多い。5位のMUNICIPAL WASTEはなかなか評判は良かったものの、チェックしてないなぁ。
ドメスティックバンドが2、8、11、12、18、20位と入るお国柄がらが少々出る順位はなかなか面白いです。…でもSOILWORKもDARK TRANQUILLITYも順位に入らないのね。(汗)
2005年12月06日
メモ
*直し作業はもう少し掛かりそう。終っても、ここ5年の年間ベストも簡単に掲載していくつもりなので、まだまだ終わらなさそう。(汗)そんなわけで感想は、気が向いた時にでも書いていこうと思う。
*去年なら、2005年ベストというのが、BLABBERMOUTH見てたりすると、もうあがってたりしたんだが、今のとこどこもアップしていないのかな?スウェーデンのメタル誌「CLOSE-UP」、フィンランドの「INFERNO」の順位が知りたいんだけどなぁ。この2誌で、買い忘れた!とか、何だ?このバンド…とか洗い出しするの楽しいんだけど。
*去年なら、2005年ベストというのが、BLABBERMOUTH見てたりすると、もうあがってたりしたんだが、今のとこどこもアップしていないのかな?スウェーデンのメタル誌「CLOSE-UP」、フィンランドの「INFERNO」の順位が知りたいんだけどなぁ。この2誌で、買い忘れた!とか、何だ?このバンド…とか洗い出しするの楽しいんだけど。
2005年12月04日
メモ
maeをCLUB ASIAで見てきました。
会場は前売りから売り切れの状態、当日券もなかった模様で、お客さんが一杯でギュウギュウなので、ステージをしっかり見ることが出来ずちょっとストレス。っつうか、ここまでの人気があるバンドだとは思っていなかったので面食らった。
1時間10分くらいのコンパクトなライヴなんでちょっと物足りないけど、内容そのものは、なかなかなものでアルバムで聴くよりも、ダイナミックで良い感じ。動きそのものは少ないものの、バンドの印象通りなんで、その辺も気にならない。
CLUB ASIAが悪いわけではないと思うが、会場に入りきらない、キャパを超える様なライヴはしちゃいけないと思うけどね。この辺はクリマンに考えてもらいたいとこか。前日のクアトロ公演も人多過ぎて大変だったようですけどね。
でもそれだけ今、maeが人気あるバンドだって事だとは思う。
*CRADLE OF FILTHのライヴDVD「Peace Through Superior Firepower」がようやく到着。ライヴは流石!という期待通りなのだが、シースルーの衣装のDaniのお腹のお肉が気になって仕方ないんですけど。(汗)前こんなだったけか?あー、いやライヴそのものは格好良いですよ。
日本来日はもう無いのかなぁ。見たいなぁ。
*そういえば、HIMのDVD「Love Metal Archives Vol 1」買い忘れている!ということを思い出し、海外に注文。最近、メタルバンドのTシャツとかを買うことがなくなっていたんで、悩んだが、これ格好良いよなーということで、散々迷った挙句、一緒に購入。
届くのがHIMのDVD以上に楽しみです。(笑)
*午後から、手を着けようと思っていたblogの直しをやっていきますんで、はてなのアンテナとか使っている皆様に、多大なご迷惑お掛けいたします。笑
会場は前売りから売り切れの状態、当日券もなかった模様で、お客さんが一杯でギュウギュウなので、ステージをしっかり見ることが出来ずちょっとストレス。っつうか、ここまでの人気があるバンドだとは思っていなかったので面食らった。
1時間10分くらいのコンパクトなライヴなんでちょっと物足りないけど、内容そのものは、なかなかなものでアルバムで聴くよりも、ダイナミックで良い感じ。動きそのものは少ないものの、バンドの印象通りなんで、その辺も気にならない。
CLUB ASIAが悪いわけではないと思うが、会場に入りきらない、キャパを超える様なライヴはしちゃいけないと思うけどね。この辺はクリマンに考えてもらいたいとこか。前日のクアトロ公演も人多過ぎて大変だったようですけどね。
でもそれだけ今、maeが人気あるバンドだって事だとは思う。
*CRADLE OF FILTHのライヴDVD「Peace Through Superior Firepower」がようやく到着。ライヴは流石!という期待通りなのだが、シースルーの衣装のDaniのお腹のお肉が気になって仕方ないんですけど。(汗)前こんなだったけか?あー、いやライヴそのものは格好良いですよ。
日本来日はもう無いのかなぁ。見たいなぁ。
*そういえば、HIMのDVD「Love Metal Archives Vol 1」買い忘れている!ということを思い出し、海外に注文。最近、メタルバンドのTシャツとかを買うことがなくなっていたんで、悩んだが、これ格好良いよなーということで、散々迷った挙句、一緒に購入。
届くのがHIMのDVD以上に楽しみです。(笑)
*午後から、手を着けようと思っていたblogの直しをやっていきますんで、はてなのアンテナとか使っている皆様に、多大なご迷惑お掛けいたします。笑
2005年11月29日
メモ
フィンランドのメタル雑誌『INFERNO』の次号表紙を見て、興奮!DIABLOのRainer NygårdとMOKOMAのMarko Annalaの日本ではまだまだ無名に等しいフィンランドのメタルシーンでは人気のあるバンドの両雄のショット。…ということは近々、両方ともアルバム出たりするのかなぁ、と思ったらDIABLOはとりあえずシングルを出した模様で、アルバムは1月16日だそうな。前作良かっただけに、ワクワク。MOKOMAはスタジオに入ったはずだけど、作品になるにはまだ時間が掛かると思うが。両バンドとも新譜はきっちり押さえます。
*WALTARIのDVD『Rare Spacies Alive』の限定バージョンが届いたが、オマケは『Yeah! Yeah! Die! Die!』の8曲区切りバージョンのCD…持っているの切っていない全一曲タイプなだけに嬉しいような、どうせだったらその時のライヴ映像を丸々DVDに収録してくれれば良かったのに、とも思うんだが。
*WALTARIのDVD『Rare Spacies Alive』の限定バージョンが届いたが、オマケは『Yeah! Yeah! Die! Die!』の8曲区切りバージョンのCD…持っているの切っていない全一曲タイプなだけに嬉しいような、どうせだったらその時のライヴ映像を丸々DVDに収録してくれれば良かったのに、とも思うんだが。
2005年11月26日
WALTARI
Title : Blood Sample (2005)
Rating : 94 / 100
オフィシャル
サンプル:-
購入:HMV
前作から一年半振りと、活動サイクルが通常に戻ったフィンランドのベテランミクスチャーメタルバンドの8枚目。
前作『Rare Species』が不評だった?(自分は好きなんですけど)ことが影響したのか、方向性はゴシックな音を残しながらも変態ミクスチャーといわれる元来の姿をより肥大させたような形になった。
楽曲はというと、実にフィンランドのバンドらしいちょっとロマンティックなゴシックの#2"Not Enough"、ライブで盛り上がりそうなノリとロックンロールな勢いを感じさせる#3"Too Much Emptiness"、一昔前の携帯の着信音のようなチープな電子音から始まるスピード感のある割りとストレートな#4"Never"、変態ミクスチャーの面目躍如な展開で、違和感のない流れでスラッシュビートから邪悪さを漂わせてから突如激烈ブラストにてブラックメタルに突入する格好良さに痺れる#5"New York"、躍動感のあるポップでキャッチーなメロディが楽しくさせる#7"All Roads Will Lead To Rome"、打ち込みを多用する軽快なダンスミュージックな#9"Fly Into The Light"
不快な金属音から炸裂するハイスピードな極悪ブルータルサウンドが痛快な#14"Exterminator Warheads"、アコーディオンの響きが哀愁を漂わす#16"Wide Awake"がお気に入りですが、他のもなかなか良い曲が集められたアルバムです。
インダストリアル、メタル、ヒップホップ、ダンス…あらゆる音が交錯し融合する、WALTARIがWALTARIである曲調に戻しただけではなく、彼等の作品の中でも1、2を争う傑作。#8"Digging Inside"の最後に無音を1分間入れて、2部構成にした作品はトータルで80分近いこともあり、さすがに長く感じるし、微妙かな?と思う何曲かを削り、コンパクトにしてくれれば、もっと良かったのかなーと思うが、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しくって雑多なバラエティーに富んだ"らしさ"というのが感じられる作品です。
Rating : 94 / 100
オフィシャル
サンプル:-
購入:HMV
前作から一年半振りと、活動サイクルが通常に戻ったフィンランドのベテランミクスチャーメタルバンドの8枚目。
前作『Rare Species』が不評だった?(自分は好きなんですけど)ことが影響したのか、方向性はゴシックな音を残しながらも変態ミクスチャーといわれる元来の姿をより肥大させたような形になった。
楽曲はというと、実にフィンランドのバンドらしいちょっとロマンティックなゴシックの#2"Not Enough"、ライブで盛り上がりそうなノリとロックンロールな勢いを感じさせる#3"Too Much Emptiness"、一昔前の携帯の着信音のようなチープな電子音から始まるスピード感のある割りとストレートな#4"Never"、変態ミクスチャーの面目躍如な展開で、違和感のない流れでスラッシュビートから邪悪さを漂わせてから突如激烈ブラストにてブラックメタルに突入する格好良さに痺れる#5"New York"、躍動感のあるポップでキャッチーなメロディが楽しくさせる#7"All Roads Will Lead To Rome"、打ち込みを多用する軽快なダンスミュージックな#9"Fly Into The Light"
不快な金属音から炸裂するハイスピードな極悪ブルータルサウンドが痛快な#14"Exterminator Warheads"、アコーディオンの響きが哀愁を漂わす#16"Wide Awake"がお気に入りですが、他のもなかなか良い曲が集められたアルバムです。
インダストリアル、メタル、ヒップホップ、ダンス…あらゆる音が交錯し融合する、WALTARIがWALTARIである曲調に戻しただけではなく、彼等の作品の中でも1、2を争う傑作。#8"Digging Inside"の最後に無音を1分間入れて、2部構成にした作品はトータルで80分近いこともあり、さすがに長く感じるし、微妙かな?と思う何曲かを削り、コンパクトにしてくれれば、もっと良かったのかなーと思うが、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しくって雑多なバラエティーに富んだ"らしさ"というのが感じられる作品です。
2005年11月25日
BUDDHISTSON
Title : Title : Buddhistson (2005)
Rating : 75 / 100
オフィシャル
サンプル:my space (この作品から4曲聴けます)
購入:amazon
日本は千葉県の柏のエモーショナルロックバンドの3枚目。
初めて聴いた時「デンマークのバンドじゃないの?嘘でしょ??」みたいな錯覚するようなMEWを意識しているんではないかと思うプログレッシヴかつ繊細で透明感のある美しくもエモーショナルたっぷりなメロディにびっくりした。冬の寒い時期に合いそうな穏やかで少し暗さのある夢心地な雰囲気がなかなか良い感じ。
ただ全体の印象は悪くないが、どういうわけかメロディが残らないのが残念。しかし完全にMEWしちゃってるOCEANLANEのHajimeが参加している#4"Pupil"や躍動感のあるエモなBANDWAGONのNabekawaが参加した#7"Cold Oxygen"は抜けて良いと思う。
アルバムの質そのものは非常に高いし、日本のバンドではないような作品なので、何はともあれエモといわれる音楽を聴いてる方はチェックしてみてほしい一枚です。
Rating : 75 / 100
オフィシャル
サンプル:my space (この作品から4曲聴けます)
購入:amazon
日本は千葉県の柏のエモーショナルロックバンドの3枚目。
初めて聴いた時「デンマークのバンドじゃないの?嘘でしょ??」みたいな錯覚するようなMEWを意識しているんではないかと思うプログレッシヴかつ繊細で透明感のある美しくもエモーショナルたっぷりなメロディにびっくりした。冬の寒い時期に合いそうな穏やかで少し暗さのある夢心地な雰囲気がなかなか良い感じ。
ただ全体の印象は悪くないが、どういうわけかメロディが残らないのが残念。しかし完全にMEWしちゃってるOCEANLANEのHajimeが参加している#4"Pupil"や躍動感のあるエモなBANDWAGONのNabekawaが参加した#7"Cold Oxygen"は抜けて良いと思う。
アルバムの質そのものは非常に高いし、日本のバンドではないような作品なので、何はともあれエモといわれる音楽を聴いてる方はチェックしてみてほしい一枚です。
2005年11月24日
WITHIN TEMPTATION
Title : The Silent Force Tour (2005)
Rating : 95 / 100
オフィシャル
サンプル:告知(要Real Player)
購入:-
彼らのここ2年間の、いや1996年からの歴史の歩みである集大成が、ここに詰め込まれている…そういっても決して言い過ぎにはならないであろう素晴らしいライヴDVDの誕生だ。
本国であるオランダのアムステルダムにて今年の7月23日に行われた真夏のビッグイベント「Java Eiland Amsterdam」公演をフルで収録したものをメインにした作品なわけだが、これまでの彼らのライヴはファンにとっては良いライヴだと思えたとしても、万人にはそうと思えないであろう部分があった。CDでは構成力など完璧といえたものの、ライヴ全体が雑だったり、Sharonの声が安定しなかったり、説得力に欠け、まだ改善すべき点がDVD作品では2003年発の前作となる『Mother Earth Tour』にはあった。しかしこの作品は風格が全く違う。彼らがヨーロッパにてトップアーティストの一角だということを証明するように存在感が大きくなっている。彼ら史上最大の規模のライヴだったであろうアムステルダムでのショーは、兎に角スケールの大きさ、魅せるというパフォーマンスでのシアトリカルな豪華な演出がこれまでとは桁違いで驚かせられる。それはメンバー全員のパフォーマンスにも言えることで、完璧にこなしライヴそのものを楽しんでいるし、ライヴに於ける最大の問題であったSharon den Adelの上ずってしまう声は今宵にはそんなことは全くなく、CDに収録された歌声に劣らない素晴らしい歌唱でファンを魅了している。"Caged"でのカゴの中にて歌うSharon、"The Other Half(of Me)" でのORPHANAGEのGeorgeの参加、そしてかつてない最高のパフォーマンス&オーディエンスの盛り上がりで締め括るに相応しい"Ice Queen"で終焉する貫禄を見せつけたライヴは素晴らしい!としか言い表すことが出来ません。
DVDの2枚目で見ることの出来る相変らずなお馬鹿っぷりを収録したBackstageでは2003年からの色々な国々、会場を廻った時の模様を収めたものだが、本人達にとっても足跡のような映像になっています。
彼らの活動再開となる日まで、このDVDを見て待っていたいと思える作品といえるでしょう。ゆっくりこの映像を堪能したいと思います。
Rating : 95 / 100
オフィシャル
サンプル:告知(要Real Player)
購入:-
彼らのここ2年間の、いや1996年からの歴史の歩みである集大成が、ここに詰め込まれている…そういっても決して言い過ぎにはならないであろう素晴らしいライヴDVDの誕生だ。
本国であるオランダのアムステルダムにて今年の7月23日に行われた真夏のビッグイベント「Java Eiland Amsterdam」公演をフルで収録したものをメインにした作品なわけだが、これまでの彼らのライヴはファンにとっては良いライヴだと思えたとしても、万人にはそうと思えないであろう部分があった。CDでは構成力など完璧といえたものの、ライヴ全体が雑だったり、Sharonの声が安定しなかったり、説得力に欠け、まだ改善すべき点がDVD作品では2003年発の前作となる『Mother Earth Tour』にはあった。しかしこの作品は風格が全く違う。彼らがヨーロッパにてトップアーティストの一角だということを証明するように存在感が大きくなっている。彼ら史上最大の規模のライヴだったであろうアムステルダムでのショーは、兎に角スケールの大きさ、魅せるというパフォーマンスでのシアトリカルな豪華な演出がこれまでとは桁違いで驚かせられる。それはメンバー全員のパフォーマンスにも言えることで、完璧にこなしライヴそのものを楽しんでいるし、ライヴに於ける最大の問題であったSharon den Adelの上ずってしまう声は今宵にはそんなことは全くなく、CDに収録された歌声に劣らない素晴らしい歌唱でファンを魅了している。"Caged"でのカゴの中にて歌うSharon、"The Other Half(of Me)" でのORPHANAGEのGeorgeの参加、そしてかつてない最高のパフォーマンス&オーディエンスの盛り上がりで締め括るに相応しい"Ice Queen"で終焉する貫禄を見せつけたライヴは素晴らしい!としか言い表すことが出来ません。
DVDの2枚目で見ることの出来る相変らずなお馬鹿っぷりを収録したBackstageでは2003年からの色々な国々、会場を廻った時の模様を収めたものだが、本人達にとっても足跡のような映像になっています。
彼らの活動再開となる日まで、このDVDを見て待っていたいと思える作品といえるでしょう。ゆっくりこの映像を堪能したいと思います。
2005年11月23日
naio ssaion
Title : Out Loud (2005)
Rating : 81 / 100
オフィシャル
サンプル:mp3、PV (共に#6"n.ss"だが前作Verかな…ってそんな変わらないけど)
購入:amazon
NAPALM Recordsからのリリースとなったスロヴェニアのバンドの2枚目。NAPALMだし、ヴァイオリンいるし、このバンドの紹介ではEVANESCENCEという文字を見るからゴシックメタルなのかなぁ、と思いサンプルを聴いて「女性Vocal(Barbara Jedovnicky)はAmy(EVANESCENCE)っぽい歌い方だけどゴシックじゃなくって、へヴィロックですやん!…けどこれはこれで良いかも」と思ったわけだが、期待に違わぬ、へヴィロック路線です。
デジタルで突き上げるような衝動的でいて、爽快で開放感のある音のノリはメタルというより、身体でリズムをとってしまいそうなへヴィロック的だなぁと感じるのだが、ノリの良さはかなりポップな部類でヘヴィ・ロックという言葉で拒否反応を示すことはないと思います。
曲は激と静のコントラストを見せる展開が練られててなかなか良い感じ。物悲しいメランコリーな始まりから進むにつれ徐々にポップに浮上、そしてサビ部分では聴いてて跳ねたくなるような開放感を感じさせる展開を見せる#2"The Mirror"、ヴァイオリンをメインにしたスピーディなインストゥルメンタル#5"Bow Link in E Minor"、ヴァイオリンの音が良い感じなラップコアな#7"Shut Up"、スパニッシュな雰囲気のアコギの音から一転して軽快なラップコアなノリを見せる#8"Blah-Blah"が気に入ってます。
ノリ重視であまりゴシック的な雰囲気の無いバンドで、それを目的に買うと外すだろうが、それでもこのわかりやすいノリは結構嵌れるんではなかろうか。…深みが無くって稚拙かなと感じはしますし、もっと落ち着いた曲調のものを入れたりしてバラエティがあればバランスはもっと良かったかもしれない。似た曲調のもの多いですし。その辺は次の作品に期待。
…それにしても妖しげで儚いフレーズを入れてくるヴァイオリン・Rok Kolarがスパイスとして要所で良い活躍をしていて、バンドの中心人物なのかなぁというのは曲の音作りやジャケットでもわかるのだが、このジャケは目立ちたいのかしら…困ったもんです。
Rating : 81 / 100
オフィシャル
サンプル:mp3、PV (共に#6"n.ss"だが前作Verかな…ってそんな変わらないけど)
購入:amazon
NAPALM Recordsからのリリースとなったスロヴェニアのバンドの2枚目。NAPALMだし、ヴァイオリンいるし、このバンドの紹介ではEVANESCENCEという文字を見るからゴシックメタルなのかなぁ、と思いサンプルを聴いて「女性Vocal(Barbara Jedovnicky)はAmy(EVANESCENCE)っぽい歌い方だけどゴシックじゃなくって、へヴィロックですやん!…けどこれはこれで良いかも」と思ったわけだが、期待に違わぬ、へヴィロック路線です。
デジタルで突き上げるような衝動的でいて、爽快で開放感のある音のノリはメタルというより、身体でリズムをとってしまいそうなへヴィロック的だなぁと感じるのだが、ノリの良さはかなりポップな部類でヘヴィ・ロックという言葉で拒否反応を示すことはないと思います。
曲は激と静のコントラストを見せる展開が練られててなかなか良い感じ。物悲しいメランコリーな始まりから進むにつれ徐々にポップに浮上、そしてサビ部分では聴いてて跳ねたくなるような開放感を感じさせる展開を見せる#2"The Mirror"、ヴァイオリンをメインにしたスピーディなインストゥルメンタル#5"Bow Link in E Minor"、ヴァイオリンの音が良い感じなラップコアな#7"Shut Up"、スパニッシュな雰囲気のアコギの音から一転して軽快なラップコアなノリを見せる#8"Blah-Blah"が気に入ってます。
ノリ重視であまりゴシック的な雰囲気の無いバンドで、それを目的に買うと外すだろうが、それでもこのわかりやすいノリは結構嵌れるんではなかろうか。…深みが無くって稚拙かなと感じはしますし、もっと落ち着いた曲調のものを入れたりしてバラエティがあればバランスはもっと良かったかもしれない。似た曲調のもの多いですし。その辺は次の作品に期待。
…それにしても妖しげで儚いフレーズを入れてくるヴァイオリン・Rok Kolarがスパイスとして要所で良い活躍をしていて、バンドの中心人物なのかなぁというのは曲の音作りやジャケットでもわかるのだが、このジャケは目立ちたいのかしら…困ったもんです。